そば雑学

蕎麦の実

そば・ソバ・蕎麦とは?

そばはタデ科ソバ属に属し、大きく2種類、普通そばとダッタンそばがあります。一般的なそばは、普通そばになります。そばの育成期間は俗にそばは75日と云われ、播種から収穫まで極めて短い。以前は、痩せいてる土地でも育つと言われたが、近年全国各地で栽培する広がりを見せ、 栽培方法や農家の方たちの意識も高くなり、水に弱いそばの為に水捌けの良い畑にしたり、 風に弱いそばの為、茎が伸びにくい品種を開発し、手間暇かけた圃場(ほじょう)には良いそばが 育つと考えられています。

そばの歴史

蕎麦は日本古来の伝統的な食べものとイメージとされていますが、ざるそばやかけそばとして食べられるようになったのは、江戸時代の少し前からといわれております。日本で蕎麦が伝来したのは縄文時代、古墳時代と言われています。蕎麦切りが出来るまでは、ぞうすいやそばの実を砕きお湯でこねた『そばがき』などで食されてきました。

そばは世界でも食べられている?

日本人にとってそばは麺として食べるイメージが強いですが、中国やロシアではヌキ実をお粥にしたり、カナダやアメリカはそば粉をパンケーキにしたりして食べられています。日本のそばがきとよく似た料理もヨーロッパ諸国、ネパール、ブータンなどで食べられています。